「私と小鳥とすずと」・「星とたんぽぽ」

「私が両手をひろげても、お空はちっともとべないが、とべる小鳥はわたしのように、地面を早くは走れない。わたしがからだをゆすっても、きれいな音はでないけど、あの鳴るすずはわたしのようにたくさんなうたは知らないよ。すずと、小鳥と、それからわたし、みんなちがって、みんないい。」

「青いお空のそこ深く、海の小石のそのように、夜がくるまで沈んでる、昼のお星は目に見えぬ。見えぬけれどもあるんだよ、見えぬものでもあるんだよ。散ってすがれたたんぽぽの、かわらのすきに、だまぁって、春のくるまでかくれてる。つよいその根は めに見えぬ 見えぬけれどもあるんだよ、見えぬものでもあるんだよ。」

金子みすゞさんの詩である。

この言葉に勇気づけられている今がある。

自分が選んだみちであり、自分がつくってきたみちである。

人世のためにと歩みつづけている私がここにいるのである。

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