月日が過ぎて子どもから大人になってからでも、過去に言われた言葉や態度がきっかけで心に傷ついた場面が思い出されることがある。この経験をした人は、傷つきたくないために、辛かった経験を思い出す。それは「辛い」という感覚が必要だからである。逆に、「今」という現実を生きている時には、必要ではないことは思い出すことはない。
過去の辛かった経験をなかったことにはできないが、「今」を変えればそのような経験が必要でなくなる。
「今の自分を、周りにいる人は必要があれば援助してくれる!」と、そういう関係を築けるようになれれば、辛かった自分の過去をそのまま置き去りにして、今をしっかり見据えながら前を向いて生きていこう。
和歌山カウンセリングルーム
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