私はよく小さい頃、嘘も方便使い方が大事と母に聞かされたことがある。
馬鹿正直な私に危機感を覚えたのだろうか。
また、ご近所の方から「素直でいい子ね。」って言われたこともあった。
ただ、振り返って思う事はとても感受性に富んでいたと思う。
四季折々の空を見て感動し、茜色に染まる夕焼けを眺めて涙したり・・・、冬を迎える初雪に朝に窓から眺める銀世界は感動もので唯一の楽しみであった。
また運動会では一生懸命走る子を見て涙が出たり、やんちゃな子が弱い子をからかっているのを見るとほっとけなくて激怒したりと、思い出せば色々浮かんでくる。
そんな私だった。
素直な心は、豊かな自然や多くの人達のお陰でいかされていることを感じ取り、感謝のおもいで心を満たす。
素直な心が感謝で満たされたとき、行動は「まこと」「真心」がこもるのかと思う。