「人に頼る力」=「受援力」

困っていても苦しくても人に頼れないという方がいらっしゃいます。ルームにはほぼこの自分に苦しみ悩み、出口を見いだせずにおいでになられます。

どの世代でも悩みがない方などいないでしょう。大なり小なり日々なにかしら悩みながら過ごしています。どうして頼れないのでしょうか。それは心のバリアを張っているからです。私が30代の頃、与えられた業務は人に頼らずやりきることが認められることと自分なりのプライドを持ってやっていました。しかし、一人ではどうにも解決できない問題にぶつかり困り果てていたのです。悩みに悩み決断したことが、恥をかいてもいい、ダメな人間だ思われてもいいそうなのだからと自分に言い聞かせて、「助けてください」と上司にお願いしたことがありました。その後、ご配慮いただき助けてくれる方が周りにいてくれるようになりました。有難いという素直な気持ちが湧き、人様の思いやりにふれることができたこの出来事から、私は「人に頼る力」は大事だと痛感したのです。吉田穂波氏(神奈川県保健福祉大学教授)はこの力を「受援力」と表現されています。人に頼ることで自分も人も幸せになれる!おたがいの思いやりや喜びを引き出す受援力を身に付けて欲しいと思うこのごろです。