私のひとりごと一覧

“思いやりは心を耕すこと”

 何気なく言った言葉が、人を傷つけることがある。言葉というのは相手が受け取ったようにしか伝わらないからである。そういった意味でも、言葉というのはとても繊細でガラスのようなもの、言葉から受けた「心の傷」というのは見えないだけあってその大きさは測れない。

 逆に、自分が傷つくようなことを人に言われたら・・幾度となく経験を重ねてきた。そのたびに悲しい思いや悔しい思いなど色々な感情が湧いてきたものだ。しかし、今はそんな時、「知らず知らずのうちに自分が蒔いた種が育ち、大きくなって回りまわって今自分を傷つけている。それに気付けよ!」と、相手を恨むのではなく自分自身に目を向けて反省し心を落ち着かせる。言葉は自分の呼吸にのせて伝わる訳だからその時の感情がそのまま出てしまう。自身が心が穏やかでいることが肝心!「話はその人の写し絵」思いやりの気持ちをもって言葉を発することは、自分の心を耕すことだと再認識したこの頃である。 


当たり前とは「感謝」に気づくこと

新型コロナウィルスが日本で発症し始めたのが2月あたりだったか・・今では世界中がコロナ禍にある。最大のイベント東京オリンピックの開催も今年はなく、人との関わりも今までのようにはいかない。行きたいところも今までのようには行けない。誰がこんな世の中になると想像しただろうか。今生きているこの時代にこれほどまでに制限された日常が起きるとは思ってもみなかった。

 「当たり前」の言葉が教えてくれるように、大きな問題や壁に当たることで、当たる前の有難さに気づく。「難が有るから有り難い」当たり前の日々が実は当たり前ではなく奇跡であり、感謝なのだということを再認識した今年である。

 


「クヨクヨと反省は違う」

「あの時○○すればよかった」「人に○○言われたけど・・」と、クヨクヨと過ぎた過去のことを思い悩んでも仕方ないと思いつつ頭の中は前に進めない。

どうしても未来に希望を見いだせずに、過去に縛られてがんじがらめな状態、まさにクライエントはこの渦中にあるといえます。

しかし、残念なことに繰り返しクヨクヨ自問しても、状況が改善したり問題が解決することはないのです。なぜならご自身の考え方を変える努力なしには前には進めないからです。クヨクヨすることと反省は違います。「あの時に○○してもよかった」「○○が足りなかった」「じゃあ、次はこうしてみよう」と、次の行動を前向きに進めるように考え導き出すことが反省です。できることからやってみる!これが自分を成長させてくれる秘訣です。

ルームのドアを叩いておいでになられる方は、繰り返し反省しながら今これからに目を向け、希望の光を見つけながら前に進んでいかれます。その姿はこちらにも喜びとなり、更に成長させていただこうと反省させていただきます。一期一会の出会いに心から感謝です。


「今、目の前にある幸せ」

色, ガラス, 紫, カラフルです, 青, 装飾的な, 装飾, 赤, クラフト, 文字列, 風鈴, 飾り, 外

暑中お見舞い申し上げます。

かつてない疫病で大変なこの時期を遂げようとしている今、恐れを抱かずにはいられません。

目に見えないものが、目に見える世界をいとも簡単に激変させたのです。

私はどうにも辛い時は、藁にもすがる思いで心の中で手をあわせていることに気づきます。

天を仰ぎ、心から祈って、自分がこの状況から切り抜けていけるように祈るのです。

そして、不思議なもので、心の中にどんな状況にあろうとも切り抜けられるはずと心がだんだんと安らいできます。どんな答えを得ようとも、それが自分にとって必要な答えなのだと受け入れられる勇気や覚悟さえ芽生えます。

最後は祈ることしかできない。しかし、どんなに追い詰められたとしても祈ることができる。これほどの安らぎがあるでしょうか。心が安らげば、今、目の前の小さな幸せに気づくことができます。そして、気づけば気づくほど心が明るくなって優しい気持ちになります。

今という瞬間の連続の中に、目の前にある小さな幸せ探しをして希望にかえていきたいものです。


「人に頼る力」=「受援力」

困っていても苦しくても人に頼れないという方がいらっしゃいます。ルームにはほぼこの自分に苦しみ悩み、出口を見いだせずにおいでになられます。

どの世代でも悩みがない方などいないでしょう。大なり小なり日々なにかしら悩みながら過ごしています。どうして頼れないのでしょうか。それは心のバリアを張っているからです。私が30代の頃、与えられた業務は人に頼らずやりきることが認められることと自分なりのプライドを持ってやっていました。しかし、一人ではどうにも解決できない問題にぶつかり困り果てていたのです。悩みに悩み決断したことが、恥をかいてもいい、ダメな人間だ思われてもいいそうなのだからと自分に言い聞かせて、「助けてください」と上司にお願いしたことがありました。その後、ご配慮いただき助けてくれる方が周りにいてくれるようになりました。有難いという素直な気持ちが湧き、人様の思いやりにふれることができたこの出来事から、私は「人に頼る力」は大事だと痛感したのです。吉田穂波氏(神奈川県保健福祉大学教授)はこの力を「受援力」と表現されています。人に頼ることで自分も人も幸せになれる!おたがいの思いやりや喜びを引き出す受援力を身に付けて欲しいと思うこのごろです。