「自分を愛せますか?」

私は、小さい頃クラスのお友達が他の子と仲良くしているのに嫉妬したことがあった。そして、その子が好きでずっとお友達でいたいのに、「あなたなんか嫌い」と手紙に書いたことがあった。「だめ!私以外の人に関心を向けないで!」と、相手の自由意志に挑戦して、相手を変えようとした。これが嫉妬の表れだ。自分を変えずに、相手の態度に期待する受け身の姿勢である。その心の裏には、自分には自信が持てない為、自分が安心できるかできないか、ただそれだけなのである。

自分が不安な人は、自分を愛せないし人も愛せない。だから、自分が安心するために相手の愛を自分が安心できるものに変えていこうとする。つまり、相手の期待に応えようと努めて、相手に求められたらそれに応じる関係が生まれる。だから、安心が得られないときは「嫉妬」となる。

自分を信頼し自分を愛せる人は、相手の自由な気持ちも同時に認めて受け入れられるはずだ。

私は、幼少期から親に愛されている安心を得るために、親にとって都合のよい自分を演じてきた。自分に自信がないから必死でまわりに気に入られることや勝ることだけに必死だった。

「本当は不幸であった自分」を知ることが、心を軽くするための第一歩なのだ。苦しさの奥にある「本当の自分」を発見して「愛すること」だ。そんな自分を愛しく思うこの頃である。