人は一生悩みながら生きていると言える。
つまり、人は絶えず人生から問いかけられているのである。
理想やこだわり、完璧さを求めるがゆえに、悩み苦しみから逃れられないと思ってしまう人も多い。
とかく、カウンセリングをしているとそんな方たちが多いことに気付くのである。
現実をなんとか良くしたい…、良くなるにはどうしたらいいのだろうか…と、選択したくなる。
しかし、悩みはただ解決し片づけてしまえば良いものではなく、その意味を見出して、これからの人生において捨てるべきものをみつけていくことなのかなと思うのである。
何が大切なのか、何を重んじていけば良いのかとシンプルに戻る。
自分の人生を全うするために何を捨てるのかを問いかけられているように思うこの頃である。