私は、スポーツを観るのが好きで、なかでもテニス観戦が大好きである。
先日あるプレイヤーがとても素晴らしいことを話していた。
敗北が敵ではない。敗北と思う自分の心が敵なのである。
不確かではあるが、自分はこのように受け取った。
とても印象的である。
まさに、負けたという結果になったとしても、「負けるかもしれない」と思う自分が問題なのだと教えてくれたように思う。
何事も最後まで自分を信じて努力を惜しまず、その過程にただただ全力を尽くすその姿こそが大切なのであって、結果は問題ではないのだ。
この頃、残りの人生を思うようになった。
すでに平均寿命の折り返し地点が過ぎて、残りの人生の方が確かに少ない。
なかなか夢や希望も描きにくくなっていた時に、この言葉が入ってきたのである。反省である。
尽きるまでやれることを精一杯やればいい。
そのことがいかに大切かを学ばせてもらった。