私が10年前にオーストラリアで学んで、現在行う「レジリエンスプログラム」のなかに「マインドフルネス」がある。
先日ある新聞に、女子少年院で導入されているという記事が載っていた。嬉しかったぁ(^▽^)!!
日本で活用したいと思いながら10年間が過ぎた。
世界各国を見渡せば20ヵ国以上は使われているプログラムである。
このプログラムが、日本人向けにもよいプログラムだと証明するためのエビデンスをとることすらとてもハードルが高くてひとりの限界を感じていた。
そして、なかなか理解してもらう手立てもなく現実に少々落胆していた。
この記事には、グーグルやアップルなど世界企業やスポーツ界でもこの手法が取り入れられて活用されていると掲載されていた。そうそうと胸が高鳴った。
「マインドフルネス」とは、「今この瞬間に意識をむけること」や「気づき」と訳される。
感情をコントロールする一つの方法なのだ。
イライラしたときに時計の秒針の動きに神経を集中させたり、ペンを持つ手の感覚に注意を向けたり、自分の呼吸で体の動きに意識を向けたりして心を落ちつかせるのだ。
女子少年院での導入とあるが、私が行う「レジリエンスプログラム」は、緊張や不安からくるストレスを軽減させて脳の様々な部分に活性化を促すための一手法として取り入れている。
過去の失敗を引きずり、先の不安を考え込んでしまうのではなく、「今」という場面をしっかり意識することで自分の感情を自分がコントロールするのである。
この記事を通して、過去やまだ来ぬ未来に縛られて悩んでいる人がいたら、是非このプログラムをやって欲しいと・・・つぶやきたくなった。
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