ある人が、「バレーボール大会で、アタッカーというには力も身長もずば抜けているわけではない。増してや常々練習していたわけでもない。しかし、エースの故障で代役をしなければならないことになった。みんなのために迷惑かけないようにと上がってくるボールを打つがなかなか決まらない。みんなが自分のためにボールを上げてきてくれているのに、自分はみんなのためにできない。情けない。ふて腐れてしまい、みんなにやる気を損なわせてしまった。」と聞かせてくれた。
この話をもとに、ふと、日々の生活を振り返ってみた。
なんと多くの支えで生かされていることに気づかされる。
そして、みんなのために自分もあるのだと思うと、ひとりではないことの喜びが湧き上がる。
そして、改めて優しくありたいと思うのである。