3月に父が倒れた。
しかし、お陰様で無事意識もしっかり戻り今は体力をつけるため、リハビリ中である。
両親も後期高齢になり二人暮らしから今回のことで二人から一人生活になっている。
父は、入院したことで母に迷惑をかけてしまったと悔いていた。
言葉はなくとも母を見ればよくわかるし感じるのだと話してくれた。
自分よりも一人でいる伴侶に心を寄せる父の姿に涙が込み上げてきた。
全ての生き物は掛け替えのない「独り」であり、人間として生かされたひとりである。
このひとりが生きていくためには、愛がなければ生きていけない。
愛することである。
他者に思いをよせる愛である。
そして、命をいただいた独りとしてどう生きるかが課題なのかとふと思ったこの頃である。
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