2023年(令和5年)になり過去を振り返る。2020年の大きな節目を機に劇的な変動がおきていることを感じながら、どうすることもできない無力さを痛感する。
生活の合理化と発しながら、「動かなくていい」「やらなくていい」「言わなくていい」「使わなくていい」と、私たちの生活は増々便利になっている。しかし、置き去りになっているのが目に見えない「心」だ。自然や動物との触れ合い、人との触れ合い、そんな関わりの中で育まれる「やさしい思いやりの心」だ。自分で自分の心をコントロールできなくて荒んでいく姿をみると悲しい思いになる。
「足るを知る者は富む」という言葉がある。足らないものや足らないことに気を寄せるのではなく、たりていることを知ってお陰様に感謝しよう!と思うこの頃である。